高岡高校の人文社会科学科の学生が、「国際問題と国際貢献」をテーマに、アジア・中東・ヨーロッパでの国際経験豊かなゲスト講師を招いてディスカッションを行ないました!
○ 各グループのディスカッションテーマ:
「ウナギの絶滅危機」、「女性の差別問題」、「難民受け入れ」、「核の平和的使用」、「発展途上国の医療」
司会も、進行も、スピーチも、質問も、学生にすっかり任せっきりでしたが、協力して見事に時間内で全てのトピックの議論を進めてくれました。セミナー後に話し合いの内容を確認する復習時間をとり、各グループが聞き取った内容をクラス全体と共有してくれましたが、私のほうから補足することもほぼなく、まとめてくれました!初めて、海外で活躍するプロフェッショナルと交流する学生も多く、不安な様子が見受けられることもありましたが、初めてで自分達だけでここまで進行するできたことは、本当に素晴らしいと思って嬉しく見ていました!次の機会への大きな自信に繋がったことを願っています。
生徒さんから、貴重な感想もいくつか紹介します!
【多角的視点に触れ、自分に見えていない部分があることに気がつきました。】
■ 質疑応答を通して、多角的な視点で物事を考えていくことの大切さを改めて考えさせられました。
■ 講師の方の知識量の多さに驚いたが、自分の意見を持っていることに尊敬の念を抱いた。グローバル問題は答えのない問題。自分の意見は大事だと思った。
■ 国によって国際問題に対する考え方や取り組み方が違い、新しい考えが自分の中に入ってきた気がしました。
■ 自分の知識や経験を活かした回答で、どれも自分が思いつかなかったような視点ばかりでした。自分と違う考えを持つ人との意見交換はとても楽しかったです。
【実際に外に出て、自分の目で見て経験することの重みを感じてくれたようです!】
■ 現地に赴くことの大切さを感じた。講師の方は世界のあちこちを回っていて、実際に目で見たことを教えてくださった。私たちはインターネットや資料から情報を見つけるだけで、「現実味」に欠けているのだと思った。いつかこの目で世界をみたいと思う。
■ 学校の授業やニュースからなかなか聞くことができない意見をもらうことができて、自分の視野が広がった。日本で普通に生活をしていたら、知ることのできない今回の貴重な体験を生かして、将来の夢に近づきたいです。
【コミュニケーションにおけるマナーや態度の印象の重要性を生で感じました。】
■ 発表をしている時に、海外講師の方に頷いて頂いたので、自分たちの言っていることが伝わっているということが分かったので、相手の話を聞く時にも、相づちを打つこと、アイコンタクトをすることが、とても大切だと思った。
■ 積極的な発言や堂々とした態度は相手を納得させたり、理解してもらうためにとても重要だと思った。